埋伏歯 ④

June 24, 2019

 シリーズ4回目。

 

埋伏歯を歯列に誘導するのも、矯正歯科の仕事です。

(まいふくし)

 

【初診】

 

中学生 女性

 

前歯がありません。

骨の中に埋まったままで、生えてこれない状態です。

このままでは、日常生活にいろいろ支障をきたします。

 

 

  

 

 

 

埋伏歯の誘導であっても、普通の矯正治療と同じように検査資料を採り、きちんと分析します。症例によっては、CT断層撮影が必要となることもあります。

 

 【途中経過】

 

局所麻酔下で電気メスを使って歯肉の処置、必要に応じ骨を除去します。

埋伏歯に金具を接着して牽引の足掛かりとし、弱い力で少しずつ引っ張ります。

 

 

 

ここまで来れば、いつもの矯正治療です。

 

本症例の全体像は、八重歯を有する歯列の凸凹症例です。

通法に従い矯正治療を進めます。

 

【治療後】

 

 

 

 

 


埋伏歯を歯列に誘導する際には、いくつか考慮すべき点があります。

 

埋伏歯の位置

 〃  方向

 〃  形

 〃  骨癒着  など。

 

条件によって、牽引・誘導の不可能な場合は抜歯の対象となります。

 

埋伏歯は個々の症例によって状態が異なります。

誘導か抜歯かの判断が難しいこともあるので、慎重な診断が必要です。

気になる方は最寄りの矯正歯科医院にご相談下さい。

 

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