民間療法 その1

民間療法とは。古くから民間で見出され伝承されてきた方法によって行う治療法のこと。戦前の昭和期から広く使われるようになった言葉で、通常医療に含まれない「療法」群を指すもので、健康術(体制の容認しない医学システムを用いた健康法で、一つの体系を持っているもの)や健康法(健康術よりずっと単純なもの)、呪術的療法をその内容とする(Wikipediaより)。

矯正治療の領域でも、あやしい「療法」が存在します。

アイスの棒(へら)や最近ではウレタン素材の道具を患者さんに与え、本人にその道具を咬むように指導する、というものです。

この方法には二つの問題点があります。

ひとつは、加えられた力は歯や顎に対し外傷的な力であるということ。たとえウレタン素材を使ったとしても、テコの原理で力は増幅し、歯や周辺組織にダメージを与えます。

もうひとつの問題点、本人は棒を咬むたび苦痛を感じますから、治療(療法)が継続しません(結果的には中止が最良の選択ではある)。

当たるも八卦当たらぬも八卦。まさに冒頭の民間療法のうち呪術的療法と言えます。

さて、矯正歯科認定医はどうするか。

次回につづきます。

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