矯正治療のはなし

​工藤 泰裕
もくじ内のタイトルをタップすると
本文にジャンプできます

2020/02/25

矯正治療をする歯科医師に一番必要な資質は診断能力です。

矯正治療は原因にアプローチしてこそ良い治療効果を発揮します。間違った診断によって導かれた「原因」アプローチした場合、それは有害な治療となります。

ただ、トンチンカンな治療行為であっても、疑似改善することがあります。この時、術者は自分の方法が正しいものと思い込み、その後も同じ愚を繰り返すことになるので厄介です。

疑似改善とは私の考えた造語です。

「疑似」とは本物ではないが、見かけが似ていることを意味します。

つまり、間違った治療行為であっても、その手法が強引であったり、または長期に及んだ場...

2020/02/17

歯列に凸凹がある症例をふたつ紹介します。

【症例1】                【症例2】

                   

歯肉の上の方がもっこりしているのが分かるでしょうか。

触診すると犬歯の存在を指に感じとることができます。

犬歯の生える隙間がない状態です。

例えば、この様な状態をみて、顎が狭いと言い出す歯科医師がいるかもしれません。

私はそうは思いません。実際にノギスで計測してみると、顎のサイズは平均的な大きさであるのに対し、一本一本の歯のサイズが大きかった。

結果的に歯のサイズの総和が大きくなり、顎におさまらず凸凹になっていると...

2020/02/03

「歯並び・咬み合わせ」の言葉の意味を確認します。

「歯並び」は歯の並んでいる様のことを言います。

「咬み合わせ」は二者が互いに合わさっている様のことを言います。


実際の症例を使って「歯並び・咬み合わせ」を表現してみましょう。

【症例1】

歯並びが悪い。

【症例2】

咬み合わせが悪い。

【症例3】

咬み合わせが悪い

症例3と症例4は咬み合わせが悪い状態でした。

さらに詳しく言うと、症例2は咬み合わせが反対咬合で、症例3は上顎前突です。

【症例4】

歯並びと咬み合わせが悪い

 上顎の歯並びが凸凹で、咬み合わせが反対咬合の状態です。

【症例5】

歯並びと咬み合わせが悪...

Please reload

最新記事

February 25, 2020

January 14, 2020

Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square