矯正治療のはなし

​日本矯正歯科学会認定医  工藤 泰裕
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2019/08/26

次の2枚の写真は同じ症例です。

混合歯列期と永久歯列期に撮影したものです。

(混合歯列:乳歯と永久歯の混合)

前歯の凸凹がどうなったか見比べて下さい。 

7才                    12才

前歯の凸凹の程度が少なくなりました。 

さて、ここで問題です。

私は何をしたでしょうか。答えは後ほど。

症例の全体像を見てみましょう。


【初診時】

7才 男子

検査資料を分析して診断をたてます。

前歯に不良な接触があり、下顎の一本の歯が動揺していました。その歯の歯肉は退縮しています。

第一段階の目的は、この機能的障害を除去することです。

【機能的障害の除去...

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矯正治療で大切なことは、考え方に筋が通っているかどうか、ということです。

事の道理、事を行うときの正しい順序が重要視されます。

矯正治療を進める筋道は次の通りです。

 ①学術的知識

 ②症例の問題点の抽出(検査・診断)

 ③技術
 ④治療効果の判定

このことを丁寧に行うことで矯正治療は成り立ちます。近道はありません。

【初診】

反対咬合を例に考えてみましょう。

最も重要なことはその症例の原因にアプローチすることです。

歯の傾斜が原因で反対咬合になっているのであれば歯の傾斜を、

骨格が原因であれば骨格を修正するという具合です。

そんなの当たり前ではないか、と...

2019/08/05

適切な時期に、適切な治療を施すのが矯正歯科のセオリーです。

しかしながら、極端な早期治療や間違った治療が行われているのも事実です。

親として知っておいた方が良いことがあります。

【症例1】

【症例2】

写真は、歯列の凸凹を気にして、矯正相談のため来院されました。

私は、この歯並びは今のところ何も悪さをしていない、今は何の治療も必要がない、

観察でいいと説明しました。
はじめは、心配顔のお母さんも、矯正相談が終わる頃には笑顔になり、安心感を持っていただけます。

実際のところ、小さな子を観察にすると、それっきりで再来はほとんどありません。

観察にすると、...

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