矯正治療のはなし

​日本矯正歯科学会認定医  工藤 泰裕
もくじ内のタイトルをタップすると
本文にジャンプできます

2018/12/25

ヒトの歯列は、乳歯列(期)→混合歯列(期)→永久歯列(期)

と成長します。

乳歯列期に不正咬合があったとしても、この時期は治療せず、観察します。

乳歯列に隙間がないからといって、歯列拡大など早期に治療する必要はありません。

混合歯列期は、生え変わりの時期に相当します。

子どもの矯正治療はこの時期から始めます。

永久歯列になり、凸凹の程度によっては必要に応じ、本格矯正を始めます。

矯正治療は成長発育を考慮するため、治療時期を分けて行う場合があります。

今回は、

ある一人の治療例を参考にして二段階治療(二期治療)について説明します。

本症例は3歳の時に、反...

2018/12/17

子どもの反対咬合は、適切な時期に適切な治療をしなくてはいけません。

とくに横にズレるタイプは放置することのないようにして下さい。

全ての症例は検査資料を採り、診断をして治療方針をたてます。


今回は、小学3年生 男子 反対咬合症例です。

本症例の治療方針は

第一段階:上顎前歯の配列による反対咬合の改善

観  察:側方歯交換の誘導

第二段階:機能的咬合の確立

保  定:配列後の観察

治療は二段階に分けて、それぞれの時期に行います。

【第一段階】

小学3年生

反対咬合です。さらに、下顎が向かって左にズレています(本人の右)。

術者はズレの原因を正確に把握しておく...

2018/12/10

過去記事に埋伏歯①があります、今回は②です。

あなたは、この症例をどう考えますか、一緒に診ていきましょう。

【初診時口腔内写真】

17歳 女子

正面に歯が縦にふたつあります。

過剰歯でしょうか。それと、前歯の形が左右で違います。

向かって右の前歯(本人の左)の先端はやむをえず削ったのでしょう。

向かって左上の第二小臼歯が90度回転しています。

左右の犬歯の位置にある歯は、犬歯ではなく第一小臼歯です。

では犬歯はどこに、先天欠如か、埋伏か。それに反対咬合の傾向があります。

【初診時レントゲン写真】

レントゲン画像で分かりました、両側の犬歯の埋伏です。

埋伏歯...

2018/12/03

前回のテーマは「顔を治す」でした。

矯正治療では、歯の凸凹を治すだけではなく顔の外観も変えることができます。

反対咬合は反対咬合の顔、上顎前突は上顎前突の顔をしておりそれぞれの特徴を有して

います。また、口元がもっこりした感じの場合、正しい診断と治療技術によって改善で

きます。

今回は上顎前突症例を紹介します。

【初診時口腔内写真】

中学3年生 女子

上の前歯が出ているのを気にして来院されました。

正確な検査、正しい診断をします。

矯正治療をはじめます。 

【マルチブラケット治療終了時】

動的治療期間は1年10ヶ月

【頭部X線規格写真】

頭部エックス線規格写真...

Please reload

最新記事

November 18, 2019

November 11, 2019

November 5, 2019

October 21, 2019

October 15, 2019

Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square