矯正治療のはなし

​日本矯正歯科学会認定医  工藤 泰裕
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2018/10/26

中学3年生の男子が歯並びを気にして来院されました。


矯正相談は保護者同伴で時間をかけて行います。

相談者はこの時点で反対咬合の傾向があるので、私からは顎の成長発育に関する治療を

提案しました。もちろん矯正治療をする・しないはご本人の判断なので、療の押し売り

はしません。ですから、相談だけで以後連絡のない場合も多々あります。

今回も、そのパターンでしたので、特に気にしていませんでした。

時が経過して、2年後に再相談に来られました。男子の反対咬合、伸び盛りです。


今、どうなっているのか心配です。


【矯正相談時】

中学3年生 写真なし   

【マルチブ...

2018/10/19

不正咬合はなぜ治さなければならないか。

不正咬合は歯・顎・舌・筋肉・呼吸・習癖などのバランスを欠いた時に発生します。

あなたは、あなたの子どもはこの不均衡な状態のままで生活するのでしょうか。

不正咬合があるとQOLは低下します。

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは、人生の内容の質や生活の質のことを指しま

す。矯正治療をする、しないということはどう生きるかという問題でもあります。

初診時年齢 15歳 男子

歯列の凸凹を気にして来院されました。

【初診時口腔内写真】

【マルチブラケット治療終了時】

初診時にあった歯列の凸凹は解消されました。

不均衡であっ...

2018/10/12

近頃は、いろんな矯正治療があるようで、何とか矯正とか、ほにゃらら矯正とか。

皆さん、いろいろ工夫を凝らしています。この手の矯正に共通しているのは「ハヤイ、

カンタン」です。私が施術するマルチブラケット治療の治療期間は1年半から2年です。

矯正治療とは、そういうものです。

では、「短期間で治る矯正治療」とはどういうものなのか。

・歯を削って、かぶせる式

・歯を削って、張り付ける式

のどちらかです。では、通常の矯正治療では何をするのか。

矯正治療では凸凹の解消のため歯を削って、人工物を入れることはしません。

自分自身の歯を移動させて、歯並び・咬み合わせを...

2018/10/05

前回の「この症例を診断して下さい」とあわせて読むことを勧めます。

そこでは、反対咬合のタイプにはいろいろある事、診断の重要性について説明していま

す。今回も、一緒に考えてみましょう。

初診時年齢 7歳

                   

反対咬合です。

【初診時の頭部X線規格写真】

 セファロ写真とも言う。

矯正歯科では必ず撮影します。診断の時に見せてもらいましょう。

頭部X線規格写真から算出した数値を読むには、訓練が必要なのでここでは省きます。

【初診時プロフィログラム】 

青:平均値  赤:本人

図は同年齢の平均値と本人の重ね合わせです。

診断は検査...

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