矯正治療のはなし

​日本矯正歯科学会認定医  工藤 泰裕
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2018/03/30

この症例のどこが悪いのでしょうか。正面の写真では悪いところは見当たりません。

左右の写真です。

                                                           

歯列の発達過程は次の三つの段階を経ます...

2018/03/24

今回が、シリーズ最終回です。

あやしい「療法」については、その1でお話ししました。

読んでいない人は過去記事を参照してください。

上顎の前歯の傾斜角度を外側に角度修正し、早期接触を除去します。

(過去記事その2参照)

歯の傾斜を修正すると、下顎の前方誘導がなくなり顎の開閉運動は

スムーズになりました。

顎関節部分の隙間も通常の幅に落ち着きます。

結果として反対咬合は改善され、一期治療の目的は達成されました。

(一期治療は成長期に、二期治療はそれ以降に行う治療)

本症例で使用した矯正装置は舌側弧線装置、

反対咬合の改善は1か月で達成されました。

その後、定期...

2018/03/19

その1の続きです。初めての方は過去記事を参照してください。

矯正歯科医院では、検査資料をきちんと分析します。

原因はどこにあるのか、現在の問題点をあらいだします。

本症例の原因は、上顎の前歯の傾斜角度が内側に傾斜したことで、反対咬合になっていました。さらに、口を開いたところから閉じるまでの過程で、内側に傾斜した上顎の前歯一本と下顎の前歯一本どうしが早期接触していました。咬む力はこの二本の歯に集中するため負担過重になります。この様な機能的障害は解消する必要があります。

早期接触による歯の負担過重

人間は、負担過重の歯を守ろうと無意識に下顎を前に...

2018/03/12

民間療法とは。古くから民間で見出され伝承されてきた方法によって行う治療法のこと。戦前の昭和期から広く使われるようになった言葉で、通常医療に含まれない「療法」群を指すもので、健康術(体制の容認しない医学システムを用いた健康法で、一つの体系を持っているもの)や健康法(健康術よりずっと単純なもの)、呪術的療法をその内容とする(Wikipediaより)。

矯正治療の領域でも、あやしい「療法」が存在します。

アイスの棒(へら)や最近ではウレタン素材の道具を患者さんに与え、本人にその道具を咬むように指導する、というものです。

この方法には二つの問題点...

2018/03/11

治療期間は1年6か月。その間、一か月に一度来院する必要があります。

治療内容によっては二度の方が効率のよいこともあります。

歯を抜くことを「抜歯 ばっし」といいます。

矯正歯科学の分野では「抜歯か非抜歯か」の基準や抜歯分析方法が確立されています。全ての症例はその判定にのっとって治療されます。

今回は上顎第一小臼歯の左右をそれぞれ抜歯する必要がありました。

機能的な咬合が確立され、審美的な改善も得られました。顔の外観では、口元の突出感は改善され、きれいな横顔になりました。

矯正歯科には可能性があります。

わたしの持っている技術が患者様の幸せの手助け...

2018/03/03

「出っ歯」本人に面と向かっては言いにくい。

芸能人のなかには出っ歯をネタにしている人もいるようだが、一般人は・・・。

治しましょう。

本症例の初診時の口腔内。

頭部エックス線規格写真など他の検査資料から総合的に判断します。

診断の結果、上顎第一小臼歯の抜歯が必要、マルチブラケット治療をはじめます。

つづく。

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